わたしの見た風景


by kayauokamoto
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カテゴリ:よしなしごと( 6 )

柴崎友香という作家

数日前に、先月号の「新潮」に掲載された、柴崎友香の「わたしがいなかった街で」を読んだ。
こんなところでわざわざ書くことでもないと思うのだけど(最近載せている記事とは明らかに趣も違うし)、この人の作品を読むとあんまり毎回思うので、ちょっと吐き出しておこうと思い。
彼女の作品は私にとって、ストーリーとは全く別のところで個人的な感情が揺れてしまうので、集中できなくて困る、という事柄について。

要は、とても好きなのだ。
この人の書こうとしている世界、この人の心に響くテーマが、私ととても似ているんだと思う。

でもそれは、裏を返せば“私が書きたい世界”でもある。
私が書きたいものを、この人は表舞台で書くことが出来る。その力を持っている。
それがとても悔しくて、読んでいる最中ももやもやとした想いが全身を渦巻いている。

自分が書きたいことをさらりと書いている作家は何人もいて、
その才能を羨ましく思うことは本当にしょっちゅうだけれど、
どういうわけだか彼女はそれを表現しようとする小道具や設定まで私の発想と似ていて、
いつぞやの作品なんかは、
新人賞に送られてボツになった作品は、編集者によって作家に回されるのだろうか?
と疑心暗鬼を抱いたほど、エピソードが似通っていた
(でも、こういう事は本当にあるのか知りたい。
作品がパクられることは、作家のプライドからも絶対にないと思うけど、
作品のテーマとか舞台背景とか、ボツ作品が参考にされているのかどうか)。
だから、彼女の作品を読んでいるとすごく楽しめて、
作品が出れば早く読みたいと心待ちにしているのと同時に、
激しい嫉妬心がいつも沸き立つ。彼女のデビュー作を読んだ時から、ずっと。

私が書きたいことを、既にこの世に著している人がいる。
さらには、きちんと評価も得ている。
だったら私が作品を書いて送ったところで、表に出ることはないんじゃないか。
「柴崎友香の真似だよね」と、打ち捨てられてしまうんじゃないか。

今は全然作品が書けていないこともあって、
そういうつまらない焦燥感だけが空回っていて、なんともイヤな感じです。
でも、やっぱり結局書くしかないのだよね。
毎日漫然と日々の幸福に身を委ねているようではいかんのだ。
いっつもこんなこと思って、ぐだぐだ文句言って、何もしていないのは自分で腹が立ったから、
吐き出してやった!
ということで、次行こう! 次!
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by kayauokamoto | 2012-04-24 10:36 | よしなしごと

うま!!

こちらに引っ越して来て初めて散歩をした日に、
馬を散歩している人を見たのです。

ほら、自転車で犬を散歩させている人、よくいますよね。
あの犬を、馬にした感じで……。

動物ひとつが変わっただけで、
全く日常とはかけ離れた有り得ない風景に!!

離れた所で見えた一瞬の出来事だったこともあって、
いまいちあれが本当に馬だったのか、確証が持てずにいました。
翌日、それを確かめようと、同じ時刻、同じ場所に散歩に出たのですが、
やはり馬を散歩させている人などおらず、
じいさんばあさんがのんびりウォーキングのよくある朝の風景。
あれから何度も散歩には出たけれど、
やっぱりいつも変わらぬ朝の風景。

あれから早くも5ヶ月が過ぎ、
馬のことなどすっかり忘れかけていた昨日……

池の向こうで馬が嘶くのを私は聞いた!!


昨日は向こう側に回るのが面倒だったので確かめずそのまま進みましたが、
今日その嘶きが聞こえた方向に足を伸ばしてみると、
いたいた! いたよ!!
茶色に白のたてがみの、小さめの可愛らしい馬が!!

近くに飼い主がいたので、今日は写真は断念したけれど、
また狙いにいきたいと思います。

しかしそこ、ただの建具屋さんなんだけど、
あの馬は、ペット?
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by kayauokamoto | 2011-10-21 10:50 | よしなしごと

さいしょのおともだち

こっちに来ての初めてのおともだちは、猫である。
名前はまだない。
というか、色々に呼ばれていそうなので、ただ「にゃんこ」とだけ心の中で思っている。

初めて家の近所を散歩していて、
どっちの道(というかほとんど畦道)を行こうか迷っていると、
どこからか「ナア」とやって来てずっと私について来るので、
撫でたり猫じゃらしで遊んでやったらすぐに仲良くなった。

それからは見かけると、遠くからでもひと声鳴いて私のもとに寄ってきて、
私がしゃがんで存分になでなでしてやると、
向こうからもすりすり身体をすり寄せてくる。
「もう行くよ」と立ち上がると、おなかをべろーんと出して、
ナアナア鳴きながら、もっとなでろーと甘えてくるのだった。
ああ可愛い。
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去り際、私はいつも後ろ髪をひかれるような淋しい気持ちなのですが、
でもどうせ、オレ以外のヤツにもそんな顔してんだろ。ちぇ。
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あ、ちゃんと人間のおともだちもいますので、皆さまご心配なく。
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by kayauokamoto | 2011-09-28 16:30 | よしなしごと

ぐるり観光 番外編

ところで、
以前別のブログにも書いたことがあるのですが、
私には“赴いたお店がかなりの確率で閉まっている”という特技(?)があり、
我が家では「おねいの呪い」と呼ばれています。

あんまり繰り返し起こるので、
きちんと定休日を調べてお店に臨むことを心がけているのですが、
「臨時休業」の四文字を店頭で呆然と眺めることもしばしば。

今回の妹来訪の一番の目的は、
常滑の老舗甘味処、大蔵餅でかき氷(すごく大きい!)を食べることで、
行こうと思っていた日が定休日に当たったため、
妹はわざわざ宿泊日を1日延ばして常滑観光の日を設定したにもかかわらず、


あれ……? おねいちゃん、店、暗いよ……。


……。

お店の扉には例の四字熟語。
しかも、妹が当初観光に充てていた定休日だったはずの昨日は、
その日の替わりに営業していたという……。


あまりに驚いて、写真撮るのも忘れたよ。


翌日名駅に妹を送りがてらお昼を食べようと思ったサンロードまで
まさかの休み!!!
サンロードって閉まるの?
???
※注:サンロードとは、名古屋駅から続く、最も栄えている地下街のひとつ。


はじめは笑えたのだけど、
あんまりいつまでも続くので、
本当に何か呪いが憑いているんじゃないかと思い始めました。
お祓い行こうかしらん。
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by kayauokamoto | 2011-09-18 12:07 | よしなしごと

ごあいさつ

このブログをしばらくほっとらかしている内に、色々なことが変わりました
(と言っても、誰にもこれの存在を教えていないので、
初めてこれを読む人ばかりだろうけど)。

鎌倉でのうのうと親元に居座り、
教師をしながら小説家を目指していた私も、
今は愛知の片田舎で、
オットとかめ2匹と暮らす主婦。

何が前と変わったかと言ったら、別に何も変わらないのだけど、
でもやっぱり何かが違う。
毎日くだらない話をしていた家族や、
夜中にふらっと飲んでいた友人は、
もうアタリマエじゃなくて、ワザワザな距離にいる。


drawing from life.
元々は、自分の目の前に拡がる風景を描写する練習帳として始めたこのブログ。

今日からは、食べものやら、小さな発見やら、
日々の生活を少しずつ記していこうと思います。
もちろん小説のことも、お伝えできるように。


台風が去って、秋の風。
くしゃみをふたつ。
元気でやってます。


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【いちじくのコンポート】
今住んでいる辺りはいちじくが名産ということで、
ちょっと余ってしまった甘いワインでコンポートを作りました。

白ワインと水を同量(この時は1/2カップ)と、
好みの量のお砂糖を火にかけたら、
洗ったいちじく(この時は4コ)を皮ごと入れて、
レモンをひと絞り。
キッチンペーパーで落としぶたして、弱火で10分。
あとはシロップごと冷蔵庫で冷やして、できあがり。

いちじくのあと、残ったシロップも、ゼリーにしていただきました。

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by kayauokamoto | 2011-09-06 17:10 | よしなしごと

きょうの料理

コウケンテツと藤井隆の話し方って似てる。

そう思うと、顔も似てる。
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by kayauokamoto | 2009-07-08 10:01 | よしなしごと